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【ap job更新】 元現代美術ギャラリーの建物を拠点とし、様々な用途を偏りなく手掛ける「株式会社SO&CO.」が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 元現代美術ギャラリーの建物を拠点とし、様々な用途を偏りなく手掛ける「株式会社SO&CO.」が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 元現代美術ギャラリーの建物を拠点とし、様々な用途を偏りなく手掛ける「株式会社SO&CO.」が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中Yodge

元現代美術ギャラリーの建物を拠点とし、様々な用途を偏りなく手掛ける株式会社SO&CO.の、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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SO&CO.が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中

業務拡大に伴いスタッフの募集を行います。

SO&CO.は、現代美術ギャラリーだった建物が事務所となっています。
今も事務所1階は現代美術ギャラリーとなっており、オープニングパーティーに参加することもあります。
海外アーティストが展示する際には、海外の人々とアートや建築の話で盛り上がります。
現在は、都内の本社ビル、文化施設、海外プロジェクトなど、都内だけでなく、様々な地域でプロジェクトが進行中です。

近年は、構想・計画から関わり、街や地域を対象にしたプロジェクトも増えてきました。
ビルディングタイプが偏っておらず、設計から監理まで担当できるので、多様な経験をしたい方や様々な人とコミュニケーションを取るのが好きな方、楽しく建築を考えていける方、ご応募お待ちしています。

studio36による、愛知・岡崎市の「NEKKO OKAZAKI」。幅の広い緑道に面する区画に計画された飲食店と貸スペース等の複合施設。環境との連続性を求め、緑道の特徴を参照した“抑揚のある”空間を志向。其々のスペースを“緑道に点在する店舗群”に“見立て”設計する
studio36による、愛知・岡崎市の「NEKKO OKAZAKI」。幅の広い緑道に面する区画に計画された飲食店と貸スペース等の複合施設。環境との連続性を求め、緑道の特徴を参照した“抑揚のある”空間を志向。其々のスペースを“緑道に点在する店舗群”に“見立て”設計する外観、緑道より歩道越しに施設の入る建物を見る、夕景 photo©Asuto Noda
studio36による、愛知・岡崎市の「NEKKO OKAZAKI」。幅の広い緑道に面する区画に計画された飲食店と貸スペース等の複合施設。環境との連続性を求め、緑道の特徴を参照した“抑揚のある”空間を志向。其々のスペースを“緑道に点在する店舗群”に“見立て”設計する内部から風除室を見る。 photo©Asuto Noda
studio36による、愛知・岡崎市の「NEKKO OKAZAKI」。幅の広い緑道に面する区画に計画された飲食店と貸スペース等の複合施設。環境との連続性を求め、緑道の特徴を参照した“抑揚のある”空間を志向。其々のスペースを“緑道に点在する店舗群”に“見立て”設計する施設の内部を見渡す。 photo©Asuto Noda
studio36による、愛知・岡崎市の「NEKKO OKAZAKI」。幅の広い緑道に面する区画に計画された飲食店と貸スペース等の複合施設。環境との連続性を求め、緑道の特徴を参照した“抑揚のある”空間を志向。其々のスペースを“緑道に点在する店舗群”に“見立て”設計する左:客席、右奥:レンタルスペースA photo©Asuto Noda

畑克敏+足立拓哉+深澤愛佳+深澤創一 / studio36が設計した、愛知・岡崎市の「NEKKO OKAZAKI」です。
幅の広い緑道に面する区画に計画された飲食店と貸スペース等の複合施設です。建築家は、環境との連続性を求め、緑道の特徴を参照した“抑揚のある”空間を志向しました。そして、其々のスペースを“緑道に点在する店舗群”に“見立て”設計しました。施設の公式サイトはこちら

計画建物は、「道であり、広場でもある」という“みちひろば”として2021年3月に全面再整備された「中央緑道」沿いに位置しているが、緑道側の開口のない立面がその巨大さを強調しており、建物と店舗のスケール差が街から店舗を遠ざけてしまうように感じた。

建築家によるテキストより

そこで、緑道と店舗がひと続きの空間となるように中央緑道の特徴である河岸段丘を活かした抑揚のある空間をそのまま店舗内に引き込み、酒屋とパン屋と工房からなる店舗を“緑道に点在する店舗群”に見立てて計画を進めた。その結果、当初違和感を感じていたスケール差を乗り越え、街と連続した商空間で誰もが思い思いの過ごし方ができる公共性の高い場所を目指した。

建築家によるテキストより

全体構成としては、緑道に点在する店舗群とするために、中央緑道のデザインに引用されている旧東海道の軸を店舗内に引き込み、既存構造フレーム(グリッドプラン)との隙間に店舗・客席・イベントスペースを配置することで、一人でいても心地よく、複数人でも集まれる冗長性のある平面計画とした。

また、既存構造フレームと異なるグリッドに動線を重ねることで、間口が狭く奥行きの深い平面が持つネガティブさを乗り越え、自然と奥まで足を運んでしまうような計画を目指した。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 アトリエと組織を経て開設され、“デザイン力の高さ”と“働きやすさ”の両立も目指す「中倉康介建築設計事務所」が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 アトリエと組織を経て開設され、“デザイン力の高さ”と“働きやすさ”の両立も目指す「中倉康介建築設計事務所」が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 アトリエと組織を経て開設され、“デザイン力の高さ”と“働きやすさ”の両立も目指す「中倉康介建築設計事務所」が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中炙り丸太のコロネード ©Koji Fujii / TOREAL

アトリエと組織を経て開設され、“デザイン力の高さ”と“働きやすさ”の両立も目指す「中倉康介建築設計事務所」の、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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株式会社中倉康介建築設計事務所では、業務拡大に伴い設計スタッフ(正社員)を1-2名程度募集しています。

現在弊社では、ホテル、富裕層住宅、別荘、飲食店舗、古民家リノベーション等の物件が進行しています。建築からインテリアまで、幅広い分野でデザイン力を発揮して頂ける方のご応募をお待ちしております。勤務時間の調整やリモートワークについても柔軟に対応しておりますので、お気軽にご相談下さい。

【株式会社中倉康介建築設計事務所について】
代表の中倉康介は、東京大学大学院の「隈研吾研究室」で意匠設計を学び、東京駅前の丸の内エリアのビルなどを多く手掛ける「株式会社三菱地所設計」、著名人の住宅や別荘などの実績が豊富な「株式会社NAP建築設計事務所」を経て、2020年に「株式会社中倉康介建築設計事務所」を設立しました。

「Style with Crafts」というコンセプトを掲げ、「人の豊かな感性を刺激する洗練された空間を創造し、永く愛される建築の価値を提供する」ことを大切にしている事務所です。そのために、自然素材の持つ美しさを最大限に引き出すためのクラフトマンシップを尊重し、伝統的な職人技と最新の技術を融合した設計を行っています。

【事務所での働き方について】
組織事務所とアトリエ系事務所の両方に勤務した経験を活かし、質の高いデザイン提案と、長く働きやすい環境づくりを両立することを心掛けています。具体的には、下記のような方針を定めています。

・プロジェクトの初期段階からお客様と設計スケジュールを明確に共有し、適正な報酬に基づいて設計業務を行えるようにしています。

・検討段階では模型よりもCGパースを重視して打合せを行い、マテリアルの色味や細部の納まりについて、手戻りの少ない設計の進め方を実践しています。

・建築士資格の取得や子育てなど、各スタッフの事情に合わせて、勤務時間の調整やリモートワークを積極的に取り入れています。

【ap job更新】 建築家たちと協働し、家具等の設計・製造・調達管理を一気通貫で行う「seventh-code株式会社」が、家具設計者を募集中
【ap job更新】 建築家たちと協働し、家具等の設計・製造・調達管理を一気通貫で行う「seventh-code株式会社」が、家具設計者を募集中
【ap job更新】 建築家たちと協働し、家具等の設計・製造・調達管理を一気通貫で行う「seventh-code株式会社」が、家具設計者を募集中ITOMACHI HOTEL 0 photo©Yoshiro Masuda

建築家たちと協働し、家具等の設計・製造・調達管理を一気通貫で行う「seventh-code株式会社」の、家具設計者募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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seventh-code株式会社は建築家やインテリアデザイナーと協業し、FF&E(家具、照明器具、備品等)の設計、製造、調達管理を一気通貫で行う会社です。

ものづくりに興味があり、さまざまな体験を通して成長を求める人材を募集しています。

家具設計の経験がなくても、建築設計の実務での経験を活かして、働いてくれる方も歓迎します。

【私たちのスタイル】
新しい価値を創造するアイデアやデザインをリスペクトし、デザインクオリティの高いものづくりを心掛けています。
新たなチャレンジは製作に際し、難易度が高い事も多々ありますが、探究心を持ち、最適な一致点を提案することで、私たちの仕事がクリエイターの価値創造の助けになるよう心掛けています。

【主なクライアント】
建築家、インテリアデザイナー、アーティストといったクリエイターの顧客が多く、ホテル、レストラン、オフィスで使用する特注家具や備品についての依頼が主です。

【仕事の流れ】
作図:クリエイターからアイデアやデザインをヒアリングする事からスタートし、頂いたイメージを基に、製造可能なデザインに落とし込めるまで図面化していきます。
製作:日本全国または中国の工場と、ものづくりの調整、納期の確認、製造確認を行います。
検品:製作した家具を出荷前の最終検品を行います。
現場監理:建築の施工現場と調整し、搬入設置の調整管理を行います。
プロジェクトマネジメント:スケジュール、コスト面を意識しながら、製造、物流、現場管理を含めたプロジェクト全体のマネジメントも行ないます。
上記の流れを踏むことで、物造りにおける経験と知識、プロジェクト関係者との調整力と多様なビジネススキルをつけることが可能です。

【ap job更新】 仲建築設計スタジオが、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 仲建築設計スタジオが、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 仲建築設計スタジオが、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中コーポラティブハウス(設計中)

仲建築設計スタジオの、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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設計スタッフ(正社員)を募集します

仲建築設計スタジオでは、設計スタッフ(正社員)を募集しています。募集人数は2~3名です。
われわれは、地域社会のための建築をつくっています。ここでは共同代表の仲と宇野だけでなく、スタッフも含めて「一人ひとりが建築家」です。自由闊達な議論をかわしながら建築を設計し、そして実現します。このような創造の環境に加わりたい方を募集します。

【大切にしていること】
わたしたちは、「建築を提案し、実現し、持続させること」を大切にしています。



・提案
建築のデザインを通して、地域社会に関わりたいと考えます。そのための方法論としてわれわれはプログラムアプローチと環境アプローチを実践してきましたが、今後はこれら2つのアプローチを統合していこうと思います。一緒に探求したい方を歓迎します。



・実現
提案を実現することに最大の価値と歓びを見出します。建築はひとりでは完成しません。事務所内はもちろん、異なる分野の方々とのコミュニケーションが重要です。そんなコミュニケーションの輪に参加したい方を歓迎します。建築家の社会性を意識しながら、技術とプロセスを体得できます。

・持続
われわれの実践は、日常生活の場である建築を、社会的・環境的な循環の中に位置づけようとすることかもしれません。そのため、たとえば「経済」のように、いままではソフトだと考えられていた部分にも興味を持っています。持続可能な地域社会についての研究・提案は、財団や企業との共同研究という形を取ることもあります。

東京建築士会が主催する「住宅建築賞2024」の結果が発表

東京建築士会が主催する「住宅建築賞2024」の結果が発表されています。リンク先のPDFでは、受賞作品の写真や図面に加えて審査員の率直な講評が閲覧できます。
アーキテクチャーフォトでも幾つかの受賞作品を特集記事として紹介しています。針谷將史による「安部邸」の特集ページ湯浅良介による「FLASH」の特集ページ御手洗龍による「Grove」の特集ページ

結果は以下です。

「住宅建築賞2024」入賞者発表
この度、本会主催による「住宅建築賞」の受賞が下記の通り決定しましたのでお知らせいたします。

■住宅建築賞2024 審査結果(応募点数68点)
・入賞5点(内金賞1点)
・審査員:【審査員長】吉村 靖孝 【審査員】大野 博史 倉方 俊輔 中川 エリカ 西沢 大良

<住宅建築賞 金賞>
●窓の庭(千葉県)

・設計者 増田 信吾+大坪 克亘+湯原 彰一(増田信吾+大坪克亘建築設計事務所)/荒木 美香(合同会社Graph Studio)/廣橋 利昭(株式会社広橋工務店)
・建築主 小滝 柊兵+小滝 一寿美
・施工者 株式会社広橋工務店
【建物構造:木造】

<住宅建築賞> (受付順)
●安部邸(埼玉県)

・設計者 針谷 將史(針谷將史建築設計事務所)
・建築主 安部 望
・施工者 株式会社まつもとコーポレーション
【建物構造:鉄骨造】

●残像の家(東京都)
・設計者 向山 裕二+上野 有里紗+笹田 侑志(株式会社ウルトラスタジオ一級建築士事務所)
・建築主 藤村 直輝+藤村 怜子
・施工者 水沢住宅建築株式会社
【建物構造:木造】

●FLASH(神奈川県)
・設計者 湯浅 良介
・建築主 佐藤 裕
・施工者 株式会社安池建築工房
【建物構造:木造・軸組工法】

●Grove(グローブ)(埼玉県)
・設計者 御手洗 龍(株式会社御手洗龍建築設計事務所)
・建築主 株式会社ディー・エヌ・ケー
・施工者 日南鉄構株式会社
【建物構造:鉄骨造】

arbolとアシタカ建築設計室による、兵庫・西宮市の「夙川の家」。四方を隣家に囲まれた旗竿地での計画。外に開くことが難しい条件に対し、周囲から内部を切り離して“独立した世界”を構築する設計を志向。閉じた箱ながら中庭とドーム状空間で自然と四季の導入も可能にする
arbolとアシタカ建築設計室による、兵庫・西宮市の「夙川の家」。四方を隣家に囲まれた旗竿地での計画。外に開くことが難しい条件に対し、周囲から内部を切り離して“独立した世界”を構築する設計を志向。閉じた箱ながら中庭とドーム状空間で自然と四季の導入も可能にする外観、竿部分より見る。 photo©下村写真事務所 下村康典
arbolとアシタカ建築設計室による、兵庫・西宮市の「夙川の家」。四方を隣家に囲まれた旗竿地での計画。外に開くことが難しい条件に対し、周囲から内部を切り離して“独立した世界”を構築する設計を志向。閉じた箱ながら中庭とドーム状空間で自然と四季の導入も可能にする1階、ホール、夜景 photo©下村写真事務所 下村康典
arbolとアシタカ建築設計室による、兵庫・西宮市の「夙川の家」。四方を隣家に囲まれた旗竿地での計画。外に開くことが難しい条件に対し、周囲から内部を切り離して“独立した世界”を構築する設計を志向。閉じた箱ながら中庭とドーム状空間で自然と四季の導入も可能にする1階、ホールよりコートヤードを見る、夜景 photo©加藤鷹

堤庸策 / arbol加藤鷹 / アシタカ建築設計室が設計した、兵庫・西宮市の「夙川の家」です。
四方を隣家に囲まれた旗竿地での計画です。建築家は、外に開くことが難しい条件に対し、周囲から内部を切り離して“独立した世界”を構築する設計を志向しました。そして、閉じた箱ながら中庭とドーム状空間で自然と四季の導入も可能にしています。

立地は兵庫県西宮市。周辺は自然が豊かで古くからの邸宅街が広がる夙川沿岸の閑静なエリア。地価が高く坪単価も比較的高いため、土地が細分化され密集しているエリアも多くみられる。

敷地は、そのような旗竿型のコンパクトな土地であり四方を2階建て隣家に囲まれ、決して条件が良い方ではなかった。しかしながら、クライアントは周辺環境の良さと幼い頃から慣れ親しんだ地域であるという点を重視し、この土地を購入された。

建築家によるテキストより

プライバシー確保に対し、外側に開くことが難しい敷地条件であったため、家の中にクライアントのための独立した世界をつくることを目指した。共有していただいた好みのインテリアイメージにはヨーロッパの空気感を感じるものが多く、意匠にもそれらの要素を取り入れることにした。

建築家によるテキストより

敷地に対して可能な限り大きく建物のフットプリントを設定し、外に閉じた箱型の計画とした。内部でも自然や四季を感じ取れるよう、比較的採光が確保しやすい北側の角に中庭を配置。その周りにホール(リビングダイニング)やキッチンなどのアクティブスペースを設けた。寝室や浴室といった個人の休息スペースは、必要最小限の大きさにして2階に配置した。(寝室の収納家具は、部屋割りの変化に対応できるよう可動式となっている)

この住まいの最大の特徴であるホールは、外に閉じた住まいの中で窮屈さを感じることなく、家族や親しい人達との時間を優しく包み込むことができるような空間を目指した。団欒を生む適度に求心性のある平面と、人が集まっても居心地の良さを担保できるドーム状の大きな気積によって空間に包容力を持たせた。

建築家によるテキストより
小倉大+柳原まどか / コマド意匠設計室による、秋田・北秋田市の「10tトラックと並存する家」。トラックの運転を仕事とする施主の為に計画。土地を“有意義に”活用する為、敷地を“斜めに横断するように”細長い建築を配置する構成を考案。住宅とトラックの間に“三角の中庭の様な余白の空間”を作り出す
小倉大+柳原まどか / コマド意匠設計室による、秋田・北秋田市の「10tトラックと並存する家」。トラックの運転を仕事とする施主の為に計画。土地を“有意義に”活用する為、敷地を“斜めに横断するように”細長い建築を配置する構成を考案。住宅とトラックの間に“三角の中庭の様な余白の空間”を作り出す外観、南側より見る。 photo©オジモンカメラ 高橋希
小倉大+柳原まどか / コマド意匠設計室による、秋田・北秋田市の「10tトラックと並存する家」。トラックの運転を仕事とする施主の為に計画。土地を“有意義に”活用する為、敷地を“斜めに横断するように”細長い建築を配置する構成を考案。住宅とトラックの間に“三角の中庭の様な余白の空間”を作り出す外観、トラック駐車時の様子。三角形の中庭の様な余白ができる。 photo©オジモンカメラ 高橋希
小倉大+柳原まどか / コマド意匠設計室による、秋田・北秋田市の「10tトラックと並存する家」。トラックの運転を仕事とする施主の為に計画。土地を“有意義に”活用する為、敷地を“斜めに横断するように”細長い建築を配置する構成を考案。住宅とトラックの間に“三角の中庭の様な余白の空間”を作り出す1階、リビング photo©オジモンカメラ 高橋希

小倉大+柳原まどか / コマド意匠設計室が設計した、秋田・北秋田市の「10tトラックと並存する家」です。
トラックの運転を仕事とする施主の為に計画されました。建築家は、土地を“有意義に”活用する為、敷地を“斜めに横断するように”細長い建築を配置する構成を考案しました。そして、住宅とトラックの間に“三角の中庭の様な余白の空間”を作り出しました。

秋田県北部、北秋田市に建つ住宅の新築計画である。

50代の夫婦が母屋の隣の敷地を購入し、4人家族のための住宅を建てたいという依頼だった。お施主さんは大型トラックの運転手。敷地内に10tトラックを置けるようにすることが課題であった。

建築家によるテキストより

10tトラックの大きさは幅3m×長さ12m×高さ4mほど。また普通自動車2台も置けることと、雪国であるため落雪の余裕と雪を寄せて溜めておくスペースが必要となる。住宅の規模は予算上、30坪程度が望ましいと判断した。
各車のスペースをまとめて確保し、残りのスペースに住宅を配置する方向性も検討したが、窮屈な印象であった。角地であり、花畑に面していて日当たりも良いこの土地を無理なく有意義に利用できる方法はないかと考えた。

建築家によるテキストより

検討の結果、幅2間×長さ7.5間の細長い住宅を、四角い敷地に対して斜めに切るように配置することにした。
北側は普通車2台分の駐車スペースとし、南側はトラックを駐車するスペースとした。トラックが置かれていない時や、旦那さんが普通車で帰宅した際は南側が開けた土地となり、トラックが置かれた時は小さな三角の中庭のような余白のスペースが生まれる。

リビングを東側の先端に配置することで、南側からは明るい日差しを取り入れ、東側の窓からは開けた空と花畑が見ることができる。

建築家によるテキストより
ファラによる、ポルトガル・ポルトの「waves of glass and clouds of metal」。建物の店舗部分を住戸に改修する計画。“ガラスブロックの波”で内部の公と私に緩やかに分離し、“金属メッシュの雲”で伝統的な家の境界線を溶解。其々の操作は伊東豊雄や長谷川逸子の建築での実験を想起させる
ファラによる、ポルトガル・ポルトの「waves of glass and clouds of metal」。建物の店舗部分を住戸に改修する計画。“ガラスブロックの波”で内部の公と私に緩やかに分離し、“金属メッシュの雲”で伝統的な家の境界線を溶解。其々の操作は伊東豊雄や長谷川逸子の建築での実験を想起させる photo©francisco ascensao
ファラによる、ポルトガル・ポルトの「waves of glass and clouds of metal」。建物の店舗部分を住戸に改修する計画。“ガラスブロックの波”で内部の公と私に緩やかに分離し、“金属メッシュの雲”で伝統的な家の境界線を溶解。其々の操作は伊東豊雄や長谷川逸子の建築での実験を想起させる photo©francisco ascensao
ファラによる、ポルトガル・ポルトの「waves of glass and clouds of metal」。建物の店舗部分を住戸に改修する計画。“ガラスブロックの波”で内部の公と私に緩やかに分離し、“金属メッシュの雲”で伝統的な家の境界線を溶解。其々の操作は伊東豊雄や長谷川逸子の建築での実験を想起させる photo©francisco ascensao

ファラが設計した、ポルトガル・ポルトの「waves of glass and clouds of metal」です。
建物の店舗部分を住戸に改修する計画です。建築家は、“ガラスブロックの波”で内部の公と私に緩やかに分離し、“金属メッシュの雲”で伝統的な家の境界線を溶解しました。また、其々の操作は伊東豊雄や長谷川逸子の建築での実験を想起させるものとなっています。


こちらは建築家によるテキストの翻訳です

平凡で狭い70年代の集合住宅の1階店舗が、二人用のアパートメントに生まれ変わることになりました。プログラムは明確だが、レイアウトはそうでもありません。

ガラスブロックの波と金属メッシュの雲が、変わらずに残る可能性がある非住宅空間を解決します。二つのカーブした壁が両階を滑らかに貫き、プライベートとパブリックを緩やかに分離しています。縦方向の軸は、二つの金属マスクによって強調されています。裏側のファサードは、ガラス、鏡、メタリックな切り抜き、安定したパターン、やっかいな手すりが複合的に重なり合っています。前面は霧のような雲の塊です。

素材のパレットは、伝統的な家の境界線を溶かします。ガラスブロック、タイル、ライトブルーの広大な表面は、時折、大理石のドット、木のライン、あからさまな赤の要素で中断されます。伊東(豊雄)のエロティックな透明感や長谷川(逸子)のオーバーレイやレイヤーの実験に言及することもできるでしょう。

このプロジェクトは、壮大ではない問いに対する壮大な答えでです。居住空間は舞台であり、住まいはパフォーミングとなる。利用者は日常生活の俳優であり観客となるのである。

武田幸司 / Ginga architectsによる、宮城・仙台市の「SGH 鷺ヶ森の住宅」。雛壇状の造成地での計画。車の侵入経路や隣家の高さ等の与件を読み解き、“L型”の平面形状として“螺旋階段”でレベル差も作る建築を考案。諸機能は敷地全体の“レギュレーション”と呼応するように配置する
武田幸司 / Ginga architectsによる、宮城・仙台市の「SGH 鷺ヶ森の住宅」。雛壇状の造成地での計画。車の侵入経路や隣家の高さ等の与件を読み解き、“L型”の平面形状として“螺旋階段”でレベル差も作る建築を考案。諸機能は敷地全体の“レギュレーション”と呼応するように配置する外観、北側道路より見上げる。 photo©小関克朗
武田幸司 / Ginga architectsによる、宮城・仙台市の「SGH 鷺ヶ森の住宅」。雛壇状の造成地での計画。車の侵入経路や隣家の高さ等の与件を読み解き、“L型”の平面形状として“螺旋階段”でレベル差も作る建築を考案。諸機能は敷地全体の“レギュレーション”と呼応するように配置する外観、庭から玄関を見る。 photo©小関克朗
武田幸司 / Ginga architectsによる、宮城・仙台市の「SGH 鷺ヶ森の住宅」。雛壇状の造成地での計画。車の侵入経路や隣家の高さ等の与件を読み解き、“L型”の平面形状として“螺旋階段”でレベル差も作る建築を考案。諸機能は敷地全体の“レギュレーション”と呼応するように配置するダイニングからロフトを見る。 photo©小関克朗
武田幸司 / Ginga architectsによる、宮城・仙台市の「SGH 鷺ヶ森の住宅」。雛壇状の造成地での計画。車の侵入経路や隣家の高さ等の与件を読み解き、“L型”の平面形状として“螺旋階段”でレベル差も作る建築を考案。諸機能は敷地全体の“レギュレーション”と呼応するように配置するロフトからダイニングとキッチンを見返す。 photo©小関克朗

武田幸司 / Ginga architectsが設計した、宮城・仙台市の「SGH 鷺ヶ森の住宅」です。
雛壇状の造成地での計画です。建築家は、車の侵入経路や隣家の高さ等の与件を読み解き、“L型”の平面形状として“螺旋階段”でレベル差も作る建築を考案しました。また、諸機能は敷地全体の“レギュレーション”と呼応するように配置しました。

敷地は仙台市市街地から北へ10分ほど行った丘陵地の尾根沿いにあり、西側に見渡しが良く、段々状に1m~2m程度づつ下がっていく2辺を道路に面した比較的大きめの敷地です。北側の狭隘道路に古い擁壁があり解体しなければならないことや、駐車場の乗り込みが必要な敷地でした。西側隣地には平屋の住宅がありましたが、1.5m程度上がれば、その先には丘陵の地平まで眺望が広がる敷地でした。

建築家によるテキストより

比較的大きな敷地は、建物よりも外構や造園の比率が大きくなるような条件となりました。車の乗り込みのため北東道路側に駐車場を確保し、建物は南側、西側に細長くL型の配置とし、西側に向かって緩やかに開くL型の大屋根を掛けました。敷地全体を大きな部屋と捉え、役割ごとに大まかに4分割し、L型の付根の中心に部屋のような大きな螺旋階段を配置しました。

建築家によるテキストより

北西に眺めの良いテラスを持つ1段高いLDK、北東に豊かな庭と駐車場、南東に落ち着いたワークスペースや玄関や寝室、南西に1段下がった水回りと上部にロフト空間。敷地全体のレギュレーションに呼応しながら、それぞれに役割とレベル差を設けて、真ん中の螺旋階段でそれぞれを行き来することで、視線が内外を横断しながら緩やかに旋回し、低い空間から高い空間へ、プライベートからパブリックへ、伸びやかに連続しながら眺望が良い大きなテラス付きのLDKに空間が開けていきます。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス[期間:2024/4/22-4/28]
最も注目を集めたトピックス[期間:2024/4/22-4/28]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2024/4/22-4/28)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 内藤廣建築設計事務所が内装設計を手掛けた、東京・銀座の店舗「TORAYA GINZA」がオープン。吹抜テラスを特徴とし、壁は瓦タイルを用いて空間の音にもこだわる
  2. 平田晃久建築設計事務所のデザイン監修で、原宿駅旧駅舎跡地に商業施設が建設。旧駅舎の外観の再現も実施。2026年冬の竣工を予定
  3. 熊谷・石上純也・IAO竹田・アクト環境・ピーエス三菱・野村建設JVによる「徳島文化芸術ホール(仮称)」の実施設計概要が公開。平面図・立面図・パースなどを掲載
  4. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
  5. 坂茂建築設計の設計で、愛知・豊田市にて、環境配慮型オフィスのプロジェクトが進行中
  6. 2024年日本建築学会賞(作品)を受賞した、石上純也による「House & Restaurant」のメイキング動画
  7. 2024年日本建築学会賞が発表。作品は、石上純也の「House & Restaurant」、向山徹の「岩国のアトリエ」、山﨑健太郎の「52間の縁側」が受賞
  8. 丹下健三の生涯を描いた漫画『丹下健三 ~世界のタンゲと呼ばれた建築家~』のオンライン版が公開。愛媛県今治市の制作で無料閲覧が可能
  9. 山下貴成建築設計事務所による、静岡・御殿場市の「高嶺の森のレセプション」。宿泊施設のレセプション棟の計画。環境に加えて宿泊棟の集まりも“ひとつの風景”として捉え、全体が調和して“群”となる設計を志向。家型のコテージとも呼応する“緩やかなカーブを描く”屋根を持つ建築を造る
  10. 熊谷・石上純也・IAO竹田・アクト環境・ピーエス三菱・野村建設JVによる「徳島文化芸術ホール(仮称)」の基本設計概要が公開。花弁を想起させるテラスの連なりが特徴的な建築。テラスからの新しい鑑賞体験や壁面を活用した映像発信も計画。“ホールの新たなあり方”や街に開き人を引き込む事も追求
  11. 黒崎敏 / APOLLOによる、東京・世田谷区の住宅「Le49Ⅱ」。閑静な住宅街の角地での計画。家族が豊かに暮らせる住まいとして、地下と一階に個室等をまとめて二階に“パブリックルーム”としてのLDKを設ける構成を考案。間接照明と勾配天井を用いて団欒の空間を演出する
  12. 茂木哲 / nagomによる、東京・港区の住戸改修「ジャパンディスタイルの家」。外国の方の賃貸入居を想定した計画。“日本らしさ”も備えた住まいを目指し、日本建築の“天井面で空間の格式を示す”作り方を参照した設計を志向。開けた外部環境を活かす為に“風景を切り取る”窓を各部屋に作る
  13. 石飛亮 / WANKARASHINによる、長崎の「五島列島製麺所」。民家を改修した“島の観光拠点”にもなる蕎麦店。既存を観光客を迎え入れる“構え”に変える為に、内外を跨ぐ“屋根空間”を増築して“奥行きを持った”立面を構築。周辺の下屋のある建物群との呼応も意図
  14. 山本稜 / Spicy Architectsによる、東京の「LIGHT UP COFFEE 三鷹」。旧工場を改修した焙煎所兼カフェ。シャッターの開放で内外が繋がる既存空間を活かし、“ストリートラウンジ”としての店舗を志向。歴史ある焙煎機の活用も意図して訪問客が“焙煎の過程”を見られる平面計画とする
  15. 二俣公一 / ケース・リアルによる、福岡市の「ブルーボトルコーヒー 福岡天神カフェ」。“大通り”と“神社の境内”に面する区画。街と神社を繋ぐ“結節点”となる存在を目指し、機能を中央集約して通りから参道へと“視線が抜ける”構成を考案。既存レベル差も活かして其々の側で客席の雰囲気を変える
  16. ニコ設計室 と なわけんジムによる、東京・中野区の「商店街のツリーハウス」。賑やかな商店街の狭小地での計画。昼夜人々が行交う状況に“自然の森”との類似性を見出し、森での安心できる場所である“樹上”と“洞穴”のような建築を志向。柱を“肥大化”させて都市スケールとの同化も意図
  17. NHKのテレビ番組“すこぶるアガるビル”が、丹下健三が1964年に完成させた「国立代々木競技場」を特集
  18. 香取慎吾と小嶋伸也・小嶋綾香 (kooo architects)のコラボレーションによるインスタレーション「庵柔 An ju」
  19. トーマス・ヘザウィックによる2012年ロンドンオリンピックの聖火台の写真
  20. ザハ・ハディド・アーキテクツによる、家具コレクション「TOPOS」。ギリシャ語で“場所”の意味の名を冠した屋外用の家具。海辺やプールサイドでの使用を想定して、地図の“等高線”をデザインに変換した製品を考案。耐用期間を超えた後の各部品のリサイクルも考慮してデザイン

長谷川豪へのインタビュー動画「インテリアデザインの仕事の現状とこれから」。建築技術教育普及センターの制作で2023年12月に公開されたもの

長谷川豪へのインタビュー動画「インテリアデザインの仕事の現状とこれから」。建築技術教育普及センターの制作で2023年12月に公開されたものです。

・今の仕事を志したきっかけ
・建築とインテリアのカテゴライゼーションを超えていくことについて
・自身の建築デザインについて
・日本の建築について

中山英之へのインタビュー動画「インテリアデザインの仕事の現状とこれから」。建築技術教育普及センターの制作で2024年4月に公開されたもの

中山英之へのインタビュー動画「インテリアデザインの仕事の現状とこれから」。建築技術教育普及センターの制作で2024年4月に公開されたものです。

・建築の仕事を始めたきっかけ
・自身の作風について
・建築家にとってのスター性
・これから建築や、インテリアデザインに関わる人へのメッセージ

【ap job更新】 豊かな街と生活の実現を目指し、プロデュースから空間デザインまでを行う「生活スタイル研究所」が、建築とインテリアのスタッフ(既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 豊かな街と生活の実現を目指し、プロデュースから空間デザインまでを行う「生活スタイル研究所」が、建築とインテリアのスタッフ(既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 豊かな街と生活の実現を目指し、プロデュースから空間デザインまでを行う「生活スタイル研究所」が、建築とインテリアのスタッフ(既卒・経験者)を募集中大濠公園 「THE BOAT HOUSE」 福岡県美しい街づくり建築賞受賞

豊かな街と生活の実現を目指し、プロデュースから空間デザインまでを行う「生活スタイル研究所」の、建築とインテリアのスタッフ(既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

主に商業施設や店舗の建築・インテリアデザイン・サイン計画・プロジェクト管理をするお仕事です。
経験に応じて作業内容を相談させて頂き、作図やプレゼン資料の作成などからスタートして頂く予定です。

商業施設や店舗をはじめ、総合プロデュースを手がける当社。
企画チーム・グラフィックチームと共に商業施設の企画開発・店舗ブランドの開発・建築・インテリアデザイン・商品開発・広告デザイン・イベント企画など、トータルにプロジェクトを推進し、街・生活を豊かにすることを目標に、様々なプロジェクトを進めています。

熊谷・石上純也・IAO竹田・アクト環境・ピーエス三菱・野村建設JVによる「徳島文化芸術ホール(仮称)」の実施設計概要が公開。平面図・立面図・パースなどを掲載

熊谷・石上純也・IAO竹田・アクト環境・ピーエス三菱・野村建設JVによる「徳島文化芸術ホール(仮称)」の実施設計概要が公開されています。平面図・立面図・パースなどを掲載しています。リンク先は徳島県のサイトにアップされたPDFファイルです。アーキテクチャーフォトでは、基本設計時のパースも特集記事として紹介しています。

旧徳島市立文化センター跡地等を計画地とする「徳島文化芸術ホール(仮称)」について、実施設計の成果を概要版としてとりまとめました。内容は、施設構成、平面図、立面図、パース図などとなっています。

【ap job更新】 長野を拠点とし、伝統技術を継承した“茅葺屋根”の建築なども手掛ける「株式会社 菱田工務店」が、設計スタッフ(経験者)を募集中
【ap job更新】 長野を拠点とし、伝統技術を継承した“茅葺屋根”の建築なども手掛ける「株式会社 菱田工務店」が、設計スタッフ(経験者)を募集中
【ap job更新】 長野を拠点とし、伝統技術を継承した“茅葺屋根”の建築なども手掛ける「株式会社 菱田工務店」が、設計スタッフ(経験者)を募集中

長野を拠点とし、伝統技術を継承した“茅葺屋根”の建築なども手掛ける「株式会社 菱田工務店」の、設計スタッフ(経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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菱田工務店では、現在中途の設計スタッフを1名程度募集しています。

長野県の坂城町に事務所を構え、主に長野エリアにおいて設計施工をおこなっています。
住宅だけでなく、現在では店舗など様々な用途の建物を手掛けており、それぞれにおいて一から設計・管理・施工を一貫しておこなっています。

【手作業の価値】
近年、chatGPTやMidjorneyをはじめとしたAIの進化は凄まじく、その波は建設業界にも及んでいます。
いくつかの条件を付与するとまとまった空間を作り出してくれるAIはすでに存在し、単純な作りの住宅や床面積を稼ぐことを目的としたオフィスの設計は今後AIが担っていくと思われます。一方でApple Vision Pro、Unreal Engineなどの発展により、ヴァーチャル空間と現実との境界線は薄まって来ており、今後30年間で人々の生活は大きく変化していくことが予想されます。

しかしながら、なんでもヴァーチャルに表現できてしまう世界だからこそ、囲炉裏の火によって燻された黒い梁、陽に焼けてアッシュグレーに変化した杉板など、時の流れが刻まれたモノ、そして洗練された大工によって加工された木材や伝統的な茅葺屋根など、手作業によって生み出されるモノの価値は逆説的に高まっていくと考えています。

【美しさ】
菱田工務店は、代表である菱田昌平自身が大工の修業を経て伝統技術を継承し、研鑽を積んだ社内大工によってプレカットでは加工できない木組み手刻みによる太鼓梁、茅葺屋根や草屋根など他では見られない技術を取り込んだ建築を建てています。
その上で、土地の特性を踏まえた自然素材の選定、また伝統にとらわれることなく新しい素材の開発や木材の組み方など、自然と手作業が織りなす空間の美しさを追求しています。

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